TONACTIV

バッファプリアンプ FPP-41 CPボリューム左右独立調整タイプ

パッシブプリのケースにバッファプリを組み込みました。

単三乾電池8本を使用したバッテリー電源です。
パッシブプリは、出力インピーダンスがボリューム位置で変動するという問題があります。
接続ケーブルが短い時は全く問題ありませんが、2m、3mと伸ばすと問題が発生する可能性があります。
そこでJFETのバッファアンプをボリュームの後に組み入れました。
ゲインはありません、インピーダンス変換の役割のみです。
ボリュームは、導電性プラスティックの2連ボリュームを贅沢に2個別々に使用しています。
20kΩ(公称値)のAカーブ2連ボリュームをパラに配線し10kΩのボリュームとしています。
こうしますと接点が2倍になり音質劣化が最小に抑えられます。
これにより左右別々にボリュームを回す使いにくさは少々ありますが、高音質になっています。
バッファアンプが入る事でボリュームのみの時より少しはっきりした音になっています。
入力切替は3切替えです。
入力切替で切り替えられた信号がボリュームに入りますが、切り替え後の信号をRCA端子に出しています。
これにより、切り替えスイッチのみの使用とボリュームとアンプのみの使用が可能です。
ボリュームとアンプだけで使用する場合には入力は未接続の部分で使用します。
この中間出力は、他のプリやボリューム付きのメインアンプへの出力に使用できます。
LPFを通すことによって、スーパーウーハーを駆動することも出来ます。
この場合、メインの音とのレベル調整の連動は出来ませんが、実際の使用において支障は感じません。
試聴レベルはある程度同じはずですので問題は無いようです。
切り替えスイッチは信頼性の高いALPS製です。
ほとんどがプリント基板上の配線です、最短でリジッドな配線となっています。
この基板の銅箔は通常の2倍の箔厚にして音質劣化を防いでいます。
保証は1年です。
写真のアルカリ電池、エネループ、専用充電器(パナソニック BQ-CC63)(新品)が付属します。
エネループ(ニッケル水素充電池)の方が断然音が良いのでお試し下さい。
電池は、電源入れっぱなしで約200時間、一日2時間で計算上は100日間、3か月以上使用できます。
電池ケースはマジックテープで底板に張り付けています。
交換時は取り外して交換ができます。
ツマミ等の突起物を除くケースサイズは、(縦A×横B×深さC)(mm)200×150×62.9 です。
型番 FPP-41(バッファプリ)
販売価格
55,800円(内税)
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